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日野川 あさ

Author:日野川 あさ
奈良のエネルギーワーカーです。
主にネットでヒーリングやチャネリングの活動してます。

○伝授・ヒーリング等のサイト
”PRISMATICA”

○天然石とアクセサリーのショップ
プリズマティカのサイトに併合しました。

○アメブロの普段日記
”スジャータさんのメモ帳”

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前世の考察 5

<その夜>
ロッシーニはもう時間がなかったので、前のオペラから序曲を転用することにした。
転用は彼の得意技だった。
そのオペラは彼の自信作であったのに台本がまずく失敗におわったものだった。
ロッシーニは大変忙しい男だったので、一からこの出し物用に全て書けるわけがなかった。
その作品から多く転用していたがそれも気にしない。
転用をきめた序曲も去年やったエリザベッタに転用していて2度目だったが気にしない。
彼は鷹揚な性格だった。

2月の半ばも過ぎた頃、アルマヴィーヴァ(セビリアの理髪師)が、初公演されることになった。
ニナッハはルクレツィアに付き添って初演を見に来た。
あらすじはルクレツィアから教えてもらってほぼ理解していた。恋愛がらみのどたばた喜劇でニナッハ好みの話だった。

わくわくし、顔を紅潮させ、幕があがるのをいまかいまかと待ちわびていた。
手前に楽士たちが座って音の調整を行っている。
一番前にすわっていた彼女であったので楽士たちの様子もよくわかった。
クラリネットの男はハンサムだった。ニナッハが何気なく彼を見ていると、音の調整がおわったその男がニナッハが見ているのに気がつき、ウインクをした。

ニナッハの心臓はもとからの興奮も手伝って最高潮になり震えるほどだった。
男はそんなニナッハから目をそらさず魅力的に微笑んでいる。
ニナッハも彼から目をそらせずにいた。そらそうとおもってもそらせないときがある。まさにそんな感じ。

開演の合図があり照明がおちた。
ニナッハは涙を流していた。なぜかわからなかったが感極まってのことかもしれない。極度の興奮状態にあった。


ジャジャーーーーーン
序曲がはじまった・・・・・。



この公演がきまっているセビリアの理髪師のあらすじは以下の通りである。
どたばた喜劇で、貴族も一般市民もやることはいっしょで特権階級の人間も大したことないんだよ~みたいな皮肉がこめられた内容である。


あらすじ
アルマヴィーヴァ伯爵 (リンドーロ)・・・主人公
バルトロ・・・ロジーナと無理矢理結婚しようとする。ロジーナの叔父
ロジーナ・・・アルマヴィーヴァが思いをよせる娘
フィガロ・・・アルマヴィーヴァとロジーナの仲立ちをするなんでも屋理髪師
バジリオ・・・ロジーナの音楽教師
ベルタ・・・バルトロ家の女中

第1幕 セビリアの街
セビリアの町の夜明け。医者のバルトロは彼女の姪ロジーナを後見して一緒に住んでいる。
彼は財産目当てもあるが彼女に心を寄せていて、結婚しようと思っている。
そのロジーナを見染めたのがアルマヴィーヴァ伯爵。
彼は思いのたけを彼女の家の前で歌う。
しかしバルトロを気にしてか彼女からの返事は無い。
そこへ町の人気者理髪師のフィガロがやってくる。
彼と旧知の間柄である伯爵はロジーナとのうまくいかせてもらうようにフィガロに頼む。
伯爵は再びロジーナの部屋に向かって、
「自分はリンドーロと言い、あなたのことを思っている」と歌う。
ロジーナは返事をするが、嫉妬深いバルトロが窓を閉めてしまう。フィガロと伯爵は彼女を落とすための計画を立てる。

場面変わって、バルトロの家。ロジーナはリンドーロに恋心を燃やしている。
ところがバルトロがこれに釘をさす。
ロジーナの音楽教師バジリオが町にやってきた伯爵がロジーナに目をつけていることをバルトロに伝える。
バルトロは一刻も早くロジーナと結婚してしまおうと公証人のところへ出かける。フィガロがでてきてロジーナにリンドーロのことを伝え、彼女からのラブレターを預かる。
バルトロが帰ってきて、ロジーナの挙動のおかしさを不審がる。
そこへ、泥酔した士官に変装した伯爵登場する。宿舎を提供する様にと暴れる。
ついでに、どさくさまぎれに、ロジーナにラブレターを渡す。
騒ぎを聞きつけてお手伝いのベルタを含めたみんなが出てくる。
さらには警備兵も登場して伯爵を逮捕しようとするが、伯爵はこっそり彼にだけ身分を明かし、警備兵一同はおどろいて最敬礼する。
何が起こったのかわからない他の人々で。混乱のうちに1幕終了。


第2幕 バルトロ家。
今度は音楽教師に変装した伯爵が出てくる。
バジリオが急病のため、代わりにロジーナの稽古に来たことを伝える。
不審がるバルトロに伯爵はリンドーロがロジーナを伯爵に売り渡す由を書いた手紙を渡し、用心するようにと言って不審を解く。
そこへ、ロジーナ登場。彼女は伯爵の変装を見抜き「リンドーロ様だ!」とよろこぶ。やがて、二人は歌のレッスンを始める。

ほどなくフィガロも登場する。
バルトロの髭を当たり、二人の恋人から注意をそらそうとする。
二人は今夜駆け落ちする計画を練る。
バジリオが急にでてきて、フィガロと伯爵はあわてる。
しかし、伯爵はバジリオに金を握らせ、追い返すことに成功する。
そうこうするうちにバルトロは伯爵の変装を見抜き、フィガロともども追い出す。

その後始末をしながらベルタは「年寄りが若い女を妻にするとこうなるのさ」と歌う。バルトロは先ほどの手紙を見せて、リンドーロがロジーナを伯爵に売ろうとしていることをロジーナに話す。
伯爵とリンドーロが同一人物であることを知らない彼女は、だまされたと悲嘆にくれる。バルトロとの結婚を承諾する。

真夜中フィガロと伯爵が忍び込んでくる。しかしロジーナは2人をなじる。
そこで、伯爵は自分の身分を明かし、二人は愛に再び燃え上がる。
急いでバルコニーから逃げようとするが、バルトロから頼まれて公証人を連れてきたバジリオがでてくる。
フィガロは機転を利かせて、伯爵とロジーナの結婚書類を作ってしまう。
バルトロは急いで帰ってくるが時すでに遅し。伯爵はロジーナの財産をすべてバルトロに譲ることで、彼もしぶしぶ承諾。一同大団円のうちに幕。 




ニナッハは夢のなかにいた。
序曲と一緒に、いつも歌の練習をするあの若葉色の森のなかで走り回っていた。
夜、こっそり屋敷をでて露にぬれた草の上で月あかりのなか歌う。
小さな精霊がたくさんでてきて、彼女の歌に聞き入る。

白いスカートをはいて葉っぱの上で踊ると光や露、精霊たちもおなじ動きをする。
一人でいるたのしさ
生きているよろこび
つつまれているあたたかみ
そういった夢のなかにいたのだった。



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